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遠近両用メガネの気になるデメリットは?後悔・失敗しない選び方を徹底解説

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遠近両用メガネに魅力を感じているものの、気になるのがデメリットですよね。

遠近両用メガネのデメリットの一例
  • レンズ周辺のぼやけ
  • 慣れるまでの時間
  • 視線の揺れ

これらの理由から、車の運転やパソコン作業、階段の使用時は特に注意が必要です。

最悪、車の事故や怪我をしてしまうなんてことも……。

それなら、「遠近両用メガネはやめておこうかな」と思われるかもしれませんが、諦めるのはまだ早いです。

遠近両用メガネは使いこなすことができれば、本当に便利なメガネです。

本記事では、遠近両用メガネのデメリットを軽減する方法後悔しない遠近両用メガネの選び方についてしっかりと解説していきます。

元眼鏡屋店員<br>イケダ
元眼鏡屋店員
イケダ

遠近両用メガネを500本以上販売してきた経験を活かして、紹介しているのでぜひご覧ください!

遠近両用メガネは1枚のレンズで遠くから近くまで見える

まずは遠近両用メガネの仕組みについて解説します。

先に遠近両用メガネのデメリットについて知りたい方は、こちらをクリックしてください。

遠近両用メガネは、1枚のレンズで遠くも近くもクリアに見えるのが最大の特徴です。

遠近両用メガネの仕組み
  • レンズの上部は、遠くを見る度数
  • レンズの下部は、読書や手元を見る度数
  • その中間は、中距離を見る度数

このような仕組みによって、手元が見づらいと感じている方でも、遠くも近くもハッキリと見ることができます。

ですが、遠近両用メガネを使用するには慣れが必要です。

視線を動かすだけで焦点が変わるため、最初のうちは戸惑うことがあるかもしれません。

元眼鏡屋店員<br>イケダ
元眼鏡屋店員
イケダ

このようなデメリットを知ったうえで、後悔しない選択ができるよう、具体的な対策を紹介していきます。

遠近両用メガネのデメリット

遠近両用メガネのデメリットは以下の通り。

  • 慣れるまでの時間
  • レンズの周辺部の歪みやぼやけ
  • 視線の移動による揺れ
  • 近くを見る範囲の狭さ
  • レンズの適切なサイズの選択の難しさ

それぞれ順番に解説していきます。

慣れるまで時間がかかる

遠近両用メガネを初めて使用すると、視界の変化に慣れるまでに時間が必要です。

遠くと近くの焦点が一つのレンズに組み込まれているため、特に車の運転や階段の昇降で違和感を感じるかもしれません。

中には慣れが早い人もいますが、数週間かけて徐々に違和感がなくなっていきます。

レンズの周辺部がぼやけたり歪んで見える

遠近両用メガネのレンズでは、特に周辺部でのぼやけや歪みが気になります。

レンズの異なる焦点距離が混在しているためで、特に初めて遠近両用メガネを掛ける方は、この違和感に戸惑うことが多いです。

違和感の出づらいレンズを選んだり、レンズの横幅が狭いメガネを選ぶことによって、違和感を軽減できます。

遠近両用メガネをどこで買えば良いのか迷っている方はこちらの記事がおすすめです。

視線を動かすと揺れが気になる

遠近両用メガネを使用する際、視線を素早く移動させると、画像が揺れたりぼやけたりすることがあります。

遠くと近くの焦点が一つのレンズに組み込まれているためですが、特に遠近両用メガネを初めて使用する方はこの違和感に戸惑うことがあります。

使い続けることで次第にその感覚に慣れ、日常生活への支障は少なくなります。

近くの見える範囲が狭い

遠近両用メガネでは、近くの物を見るための範囲が比較的狭くなりがちです。

これは、レンズの下部に近視用の焦点が配置されているためで、特に手元の細かい作業をする際に不便を感じることがあります。

この問題を解決するためには、レンズ選びやメガネのフィッティングが重要です。

レンズの適切なサイズ選びが必要

遠近両用メガネを購入する際には、適切なレンズサイズ選びが必要です。

小さすぎると、特に近距離用の部分が狭くなり、日常生活で不便を感じる原因となってしまいます。

具体的にはレンズの上下の幅が3cm以上あるものを選ぶと良いでしょう。

上下の幅が小さいメガネ用の遠近両用レンズもありますが、歪みや揺れが強くなってしまうレンズ設計になってしまう欠点があります。

適切なサイズのレンズを選ぶことで、遠距離から近距離まで見ることが可能になります。

遠近両用メガネ購入でよくある失敗とその対策

遠近両用メガネを選ぶ際、注意すべき失敗がいくつかあります。

  • 車の運転の難しさ
  • パソコン作業時の疲労
  • 階段の降下時の不安
  • 使い方への慣れの問題

これらの一般的な課題に対する理解と適切な対策を知ることで、後悔しない遠近両用メガネ購入ができるようになります。

遠近両用メガネをどこで買えば良いのか迷っている方はこちらの記事がおすすめ

車の運転が怖い

遠近両用メガネをかけての運転に対し不安を感じる方は少なくありません。

レンズの遠近の境界が視界を不明瞭にし、特に速い視線の移動が必要な運転中には、この歪みやぼやけが事故に繋がるリスクもあります。

遠近両用メガネを通して運転する際の対策として、目線だけで周囲を確認するのではなく、顔全体を動かして見ることが大切です。

例えば、サイドミラーをチェックする際も、横目ではなく頭を動かして確認するよう心掛けましょう。

慣れるには時間がかかるかもしれませんので、運転前にはメガネに慣れるための時間を確保することが重要です。

長時間のパソコン作業をすると疲れる

遠近両用メガネを使用していると、近くのものを見る範囲が限られているため、長時間パソコン作業をする際に目の疲れを感じることがあります。


最もおすすめの対策は、パソコン作業専用のメガネを別途用意することです。

長時間の作業した時の目の疲れを軽減することができます。

メガネの使い分けが面倒くさい…と感じる方もいますよね。

そんな方には、外部モニターを導入するのがおすすめです。

外部モニターを使用すると、より大きな画面で作業できるようになり、画面との距離を適切に調整できます。

これにより、目線が自然に上がり、目の疲れを減少させることが可能になります。

階段を降りるのが怖い

遠近両用メガネを使用すると、階段を降りる際に足元がぼやけて見え、不安を感じることがあります。

これは、レンズの近用部分を通して階段を見るために起こります。

対策としては、階段を降りる際には頭を少し傾けて、レンズの遠用部分を通して足元を見るようにすると安全です。

また、新しいメガネに慣れるまでは、手すりを使うなどして慎重に行動しましょう。

遠近両用メガネの使い方に慣れない

遠近両用メガネへの慣れには個人差があり、中にはどうしても慣れないという人もいます。

そのような場合、メガネのフィッティングを見直すことで、改善できる可能性があります。

メガネをかけると不快感や歩くときにふわふわした違和感がある場合、レンズの上部をより見やすくするようなフィッティング調整が有効です。

また、近くを見る用の度数を少し緩めるだけでも違和感や慣れづらさを減らすこともできます。

もし、ある程度の期間をかけても慣れることができない場合は、メガネ屋に相談してみると良いでしょう。

元眼鏡屋店員<br>いけだ
元眼鏡屋店員
いけだ

多くの専門店では「見え方保証」を提供しており、度数の再調整や交換を無料で実施しています。

購入した遠近両用メガネが合わない場合の解決策

遠近両用メガネを新しく購入しても、時にはうまく合わない場合もあります。

フィッティングの調整、度数の変更、レンズタイプの変更などの解決策が存在します。

これらの対策を試すことで、メガネの快適さを大きく改善することができます。

メガネのフィッティング調整

遠近両用メガネは、レンズの見る位置によって度数が変化するので、適切なフィッティングがとても重要です。

メガネ屋に来た<br>お客さん
メガネ屋に来た
お客さん

数か月前に遠近両用メガネを買ったんですが、最近、近くのものが見えにくくなってきたような気がして…

このような経験をする人は少なくありません。

度数の問題ではなく、実際には鼻当てが広がってメガネが顔から下がってしまい、結果として近くが見にくくなってしまうケースです。

このようにフィッティング調整によって解決できる場合も多くあるので、遠近両用メガネで悩んでいる方は一度眼鏡屋で相談してください。

加入度数(近くを見る度数)を弱める

遠近両用メガネにおいて、近用部分の度数が強すぎると違和感や見えにくさを感じることがあります。

その原因は、遠近両用メガネで近くを見るための度数を高く設定すると、近くの見える範囲が狭くなるためです。

元眼鏡屋店員<br>いけだ
元眼鏡屋店員
いけだ

このような違和感は、遠近両用メガネを初めて使用する方に特によく見られます。

この問題は、近用部分の度数を少し弱めることで、レンズの周辺部分に生じる歪みや揺れを減らすことで改善することが可能です。

初めは少し度数を低めに設定した遠近両用メガネを使用し、徐々に慣れていく中で、最適な度数に調整していくことをおすすめします。

中近、近々、単焦点レンズに変更する

遠近両用メガネがどうしても合わない場合は、レンズのタイプを変更することも解決策の1つです。

遠近両用メガネを<br>探しているお客さん
遠近両用メガネを
探しているお客さん

遠近両用メガネを使っているんですが、近くが見えにくくて仕事に支障が…

特に、1日の大半をパソコン作業で過ごし、遠くを見る機会が少ない方には、近々両用レンズが向いています。

近々両用レンズでは、手元から1メートルほどの範囲に焦点が合うため、レンズの歪みや違和感をほぼ感じることはありません。

また、主にデスクワークをしており、たまに室内を歩く程度の方には、中近両用レンズがお勧めです。

中近両用レンズでは、数メートル先から手元までを見ることが可能で、遠近両用メガネよりも近くの見える範囲が広がります。

遠近両用メガネは、遠くから近くまで見ることができるので最もおすすめですが、

どうしても合わない場合やメガネを使い分けたい場合は、中近両用レンズや近々両用レンズの検討もご検討ください。

遠近両用メガネのよくある疑問Q&A

遠近両用メガネに関しては、初めての方を中心に様々な疑問が寄せられます。

安いメガネと高級メガネの違い、慣れるまでの期間、レンズの種類の違い、長時間の使用についてなど、これらの質問に対する答えをQ&A形式でわかりやすく解説します。

安いメガネ屋と高級なメガネ屋で販売している遠近両用メガネの違いは?

安いメガネ屋と高級なメガネ屋で取り扱っている遠近両用メガネのレンズの主な違いは、レンズの設計です。

安価な眼鏡店では、レンズ周辺部の歪みやボケが感じやすい遠近両用レンズが一般的です。

1万円以内で購入できるので予算が限られている方に適していますが、購入前にしっかりと見え方を確認することをおすすめします。

一方、高級眼鏡専門店では、レンズ周辺部の歪みやボケの抑えた高品質な遠近両用レンズを取り扱っています。

これらの専門店では、優れた測定技術とフィッティング技術を提供しているため、価格は高めですが、より快適な見え方を希望する方にはおすすめです。

予算と個々のニーズに応じて、最適な選択を行うことが重要です。

遠近両用メガネに慣れるまでの時間は?

遠近両用メガネへの適応時間は個人差があり、すぐに慣れる方もいれば、数週間かかる場合もあります。

初めて遠近両用メガネを使う際には、顔や目の動かし方、そして視野の変化に対する違和感を覚えることがあります。しかし、日々の使用を通じて、これらの変化に徐々に慣れていくことができます。

慣れるまでの期間は、安全を最優先に考え、特に遠近両用メガネでの車の運転などを避け、室内での使用から始めて徐々に慣れていくことをおすすめします。

遠近両用メガネの相場は?

遠近両用メガネの価格帯は広く、1万円未満から10万円を超えるものまでさまざまです。

JINSの公式ホームページによると、遠近両用メガネの平均的な相場は約35,000円程度とされています。(引用:JINS公式HP

予算に応じて、自分に合った遠近両用メガネを選択することが大切です。

遠近両用メガネを買うのはどこで買うのがおすすめ?

遠近両用メガネをお探しで、予算に余裕があれば、高品質なサービスと商品を提供する高級眼鏡専門店が良い選択肢です。

一方で、予算を1万円台から2万円台に抑えたい場合は、「眼鏡市場」がおすすめです。

眼鏡市場では、レンズ周辺の歪みが少なく、コストパフォーマンスに優れたレンズをリーズナブルな価格で提供しています。

初めて遠近両用メガネを購入される場合には、特に「眼鏡市場」のような店舗での相談をお勧めします。

遠近、中近、近々両用メガネの違いは?

遠近両用メガネは、遠距離から近距離まで幅広い範囲をカバーします。


中近両用メガネは、遠距離よりも数メートル先と近距離に焦点を当てており、室内での生活に適しています。遠近両用メガネよりも近くを見るための範囲は広くなっています。

近々両用メガネは、さらに手元や近距離に特化しており、デスクワークや読書、手芸などの細かい作業に最適です。

元眼鏡屋店員<br>いけだ
元眼鏡屋店員
いけだ

あなたのライフスタイルや用途に合わせて選ぶことが大切です。

遠近両用メガネをかけっぱなしにしても大丈夫?

遠近両用メガネは、日常生活の様々なシーンで快適に使用できるよう設計されています。
そのため、かけっぱなしにしても基本的には問題ありません。

しかし、長時間にわたるデスクワークや細かな作業で目の疲れを感じた場合は、メガネの使い分けや目を休ませることが重要です。

このような場合、近く専用のメガネを使用するか、サプリメントの摂取、目を閉じて休息を取ったりすることで、目の疲れを軽減できます。

まとめ

本記事では、遠近両用メガネのデメリット、後悔・失敗しない選び方について解説しました。

遠近両用メガネには、以下のようなデメリットがありますが、

  • 慣れるまでの時間
  • レンズの周辺部の歪みやぼやけ
  • 視線の移動による揺れ
  • 近くを見る範囲の狭さ
  • レンズの適切なサイズの選択の難しさ

顔や目線の動かし方、フィッティング調整、違和感の出にくい度数調整を行うことで、後悔のない遠近両用メガネを選ぶことができるでしょう。