新しいメガネを購入しようと思っても、
- 小さな子供がいるので、ゆっくりお店では選べない
- せっかくの休日にメガネを買いに行くのは面倒くさい
という方もいますよね。

【この記事の著者情報】
県下最大クラスの地域密着型メガネ店で勤務を経験し、
その後、業界最大手のメガネ店で勤務した元メガネ屋店員(業界勤務歴5年以上)
メガネ屋店員の立場から言うと、『メガネはお店に行って選んで欲しい』というのが本音ですが、メガネを通販でポチッと簡単に購入したいですよね。
実際のところ、私もメガネ屋を退職してからは、通販でメガネを購入することが増えました。
ただ、インターネットには多くの通販サイトがあって、どこで買うのが最適なのか初めの頃は迷いました。
この記事では、その経験を活かして「通販でのメガネ購入でおすすめのサイト」を徹底解説します。
- レンズダイレクト
- JINS(ジンズ)
- Zoff(ゾフ)
- OWNDAYS(オンデーズ)
- Oh My Glasses(オーマイグラス)
それでは、順番に解説していきます。
おすすめのメガネ通販サイト
Lens Direct(レンズダイレクト)

Lens Direct(レンズダイレクト)は、聞き馴染みが少ないかもしれませんが、眼鏡市場と同じグループ会社です。
薄型レンズ付きメガネを3,300円から購入可能で、一部モデルでは送料無料なので、予算を抑えたい方に特におすすめです。
コンタクトレンズを外した時の代わりにメガネを使用する方や、予備のメガネが欲しい方にもピッタリです。
薄型レンズ付きメガネの価格 | 3,300円〜 |
送料 | 送料:一律660円 ◎一部のメガネは送料無料 |
納期 | 通常、3日後までに発送 カラーレンズ等その他レンズは1〜2週間で発送 |
保証 | 商品到着後14日以内なら度数交換可 |
返品 | お客様都合は不可 |
サポート体制 | 問い合わせフォーム、電話連絡可 |
その他 | 度数交換連絡フォームがあるので、度数交換方法かんたん |
JINS(ジンズ)

2021年2月時点で国内428店舗の大手メガネチェーン店。トレンド感のあるメガネフレームを数多く取り扱っていて、若者を中心に人気のショップです。
JINS(ジンズ)オンラインショップでは全て「セット価格(フレーム+レンズ)」となっていて、標準仕様レンズ付きで税込価格5,900円から購入することができます。
JINS(ジンズ)の標準仕様レンズは、度数に合わせて『薄型・超薄型・極薄型レンズ』の最適なレンズを選んでくれるので、度数の強い方も安心して購入することができる通販サイトです。
薄型レンズ付きメガネの価格 | 5,900円〜◎セール商品なら更にお値打ちモデルあり |
送料 | 3,300円(税込)以上で送料無料 |
納期 | 通常、お支払い確認後4〜6日程度で到着 カラーレンズ等その他レンズは7〜10日間程度で到着 |
保証・度数交換 | 6ヶ月以内であれば2回まで保証 |
返品 | サイズが合わない・イメージと違った時でも 商品到着後30日以内、試着のみの場合に返品可 |
サポート体制 | 問い合わせフォーム、電話連絡可 |
その他 | 全国のJINS店舗でも保証・修理受付可能 |
自宅にいながらメガネの試着ができる|オンライン限定キャンペーン開催中
Zoff(ゾフ)

2001年2月にZoff(ゾフ)下北沢店が誕生し、現在では国内に276店舗、中国25店舗、シンガポール6店舗、香港12店舗展開(2022年2月時点)
Zoff(ゾフ)のオンラインショップは、セット価格(フレーム+レンズ)で標準仕様レンズ付き税込価格5,500円から購入することができます。
Zoff(ゾフ)の標準仕様レンズの特徴は、ブルーライトカットレンズが追加料金0円で選択できることです。

通常、他店ではブルーライトカットレンズはオプション価格+3,300〜5,500円かかるので、ブルーライトカットレンズでお値打ちに購入したい方におすすめです。
JINSとZoffでどちらを選べば良いのか迷ってしまう方は「『ZoffとJINS』眼鏡を買うならどっちが良いの?|元眼鏡屋店員が徹底解説」を参考にしてください。
またオンライショップ限定で購入した商品が「イメージと違った」「サイズが合わない」場合、商品到着後8日以内の返品・交換が可能となっています。
薄型レンズ付きメガネの価格 | 5,500円〜◎セール商品なら更にお値打ちモデルあり |
送料 | 3,300円(税込)以上で送料無料 |
納期 | 通常、3~4営業日以内に発送 カラーレンズ等その他レンズは6〜10日以内に発送 |
保証・度数交換 | フレームは1年間の品質保証 6ヶ月以内なら交換可能 |
返品 | サイズが合わない・イメージと違った時でも 商品到着後8日以内なら返品が可能 |
サポート体制 | 問い合わせフォーム、電話連絡可 |
その他 | 全国のZoff店舗でも保証・修理受付可能 |
ブルーライトカットレンズが標準仕様(追加料金ナシ!)
OWNDAYS(オンデーズ)

続いて紹介するのは、YouTubeの広告やテレビCMでも目にすることの多い「OWNDAYS(オンデーズ)」です。
OWNDAYS(オンデーズ)のオンラインショップは、セット価格(フレーム+レンズ)で標準仕様レンズ付き税込価格6,600円から購入することができます。
JINSと同様に標準仕様レンズは、薄型・超薄型・極薄型レンズから選ぶことができます。
OWNDAYS(オンデーズ)のオンラインショップでは、同時に2本以上購入(本人限定、家族や友人不可)すると割引になるキャンペーンを実施しています。
メガネを掛け替えたい、または予備のメガネを準備しておきたい方にとっておすすめのオンラインショップです。
薄型レンズ付きメガネの価格 | 6,000円〜 |
送料 | 3,300円(税込)以上で送料無料 |
納期 | 最短で即日発送 カラーレンズ等その他レンズは数日間かかる |
保証・度数交換 | フレームは1年間の品質保証 1年以内なら度数交換可能 壊してしまっても半額で購入できる |
返品 | サイズが合わない・イメージと違った時でも 購入後1ヶ月以内なら返品が可能 |
サポート体制 | 問い合わせフォーム、LINE、電話連絡可 |
その他 | 2本同時購入キャンペーン実施中 |
メガネを2本以上買いたい方におすすめ!!
Oh My Glasses(オーマイグラス)

「Oh My Glasses(オーマイグラス)」は都市部に中心に18店舗展開しているメガネ屋です。
Oh My Glasses(オーマイグラス)のオンラインショップの特徴は「購入前にメガネを自宅に配送して試着ができるサービス」です。
1万本近くあるメガネフレームの中から、好きなフレームを3本選んで自宅に届けることができます。
その中から購入したいフレームを選んで、購入返品手続きをすると、後日自宅に完成したメガネが到着します。

自宅に配送して試着しても、気に入らなければ試着手数料として1,100円で返却することもできます。
薄型レンズ付きメガネの価格 | 9,350円〜 |
送料 | 送料 全国一律 550円 |
納期 | 在庫があれば翌日発送 ご注文後3~14日間程 |
保証・度数交換 | 6ヶ月間の品質保証 3ヶ月以内なら度数交換可能 |
返品 | お客様都合は不可 |
サポート体制 | 問い合わせフォーム、電話連絡可 |
その他 | 試着サービスあり |
自宅で実際にメガネの試着ができるサービス
通販でメガネを購入するメリット
- お店に行かずに受け取りまで完結できる
- メガネ選びを自分のペースでゆっくりできる
- オンラインショップ限定の商品やセールを活用しよう
お店に行かずに受け取りまで完結できる

通販でメガネを購入する大きなメリットは『メガネ選びから受け取りまで自宅で完結できること』
お店に行く手間が省け、特に週末のメガネ屋は混み合うことが多いので、無駄な時間を減らすことができます。

混雑状況によってお渡しまでに2〜3時間かかってしまうこともあります。
もちろん、アフターサービスは店舗で購入した時と同様の保証を受けることができます。
万が一、通販サイトで購入したメガネが見え方や掛け具合に違和感があっても、実店舗で対応してもらうことができるので安心です。
メガネ選びを自分のペースでゆっくりできる

メガネを買いに行った際にゆっくりとメガネを見たいのに、店員の接客が気になって落ち着いて選べなかった経験はありませんか?
メガネの通販サイトの中にはメガネをバーチャル試着というサービスがあり、豊富な種類から自分に似合うメガネを見つけることができます。
- JINS(ジンズ)
- Zoff(ゾフ)
- OWNDAYS(オンデーズ)
- Oh My Glasses(オーマイグラス):配送で実物を試着可
バーチャル試着のできる通販サイトなら、ゆっくり自分のペースでメガネをバーチャル試着できます。
メガネフレーム選びに悩んたときには、考え直す時間を作ったり、自宅なら家族に相談しやすいことも通販サイトでメガネを購入するメリットです。
オンラインショップ限定の商品やセールを活用しよう
多くのメガネ通販サイトは実店舗を持っていますが、オンラインだけの限定商品や特別なセールを行っている場合があります。

在庫の整理のために特価で提供される商品もあるので、その価格は驚くほどお得なこともあります。
もし、よりリーズナブルにメガネを手に入れたいと考えているなら、通販サイトのチェックしてみて下さい。
メガネのレンズの度数入力方法
メガネの処方箋を持っている場合

瞳孔距離(PD)は目と目の距離を表しています。
球面レンズと円柱レンズの度数は0.25刻みになっています。
0.00,0.25,0.50,0.75,1.00,1.25・・・と続いていきます。
球面レンズは近視や遠視を矯正するレンズです。
円柱レンズは乱視を矯正するレンズなので、乱視がない方は空白になっています。
円柱軸と呼ばれる乱視の軸は0°〜180°まであります。
眼科で調べてもらったときには、乱視があるって言われたのに、乱視治してないけど、大丈夫??

乱視を矯正してしまうと、見え方に違和感が出ることがあるので、気持ち悪くなる人がいるので、乱視の弱い方には入れないことが多いです。
もし処方箋に『加入度、プリズム、基底』の項目に数字が入っていると、オンラインショップでの購入はできないことが多いです。
メガネの処方箋を持っていない場合
今まで使っていたメガネと同じ度数を希望する場合は、以前作ったメガネの度数情報があれば問題ありません。
レンズが入っていた袋に度数が書いてあるので、それでメガネは作れる?

その情報だけではメガネを作ることができません。
メガネを作るためには瞳孔間距離(目と目の距離)必要です。
もし度数が分からない時は、過去に購入したお店に購入データが残っていることがあるので、一度問い合わせてみてはどうでしょうか。
- JINS,Zoffは店舗保管なし/スマホアプリで確認
- 眼鏡市場は購入データ保管有/スマホアプリで確認
- 地域のメガネ屋は購入データを残していることが多いです。
電話で問い合わせる際には、以下の購入データを聞いてください。
『瞳孔間距離、球面度数、乱視度数、乱視軸』の4項目
- 瞳孔間距離(目と目の距離):例,65mm
- 球面度数:例,+(プラス)or ー(マイナス)3.50
- 乱視度数:例,+(プラス)or ー(マイナス)1.00
- 乱視軸:例,90度
メガネを選ぶ時の3つのポイント

- メガネの通販サイトでバーチャル試着をすること
- メガネフレームのサイズを確認すること
- 希望するオプションレンズからメガネフレームの種類を選ぶこと
メガネの通販サイトでバーチャル試着をすること

バーチャル試着とは『スマホやタブレットを利用して、AI技術を活かして、自分の顔に似合うメガネを瞬時に判定するデジタルサービスです。
似合うメガネフレームって顔の形によって決まるのですが、
- 丸顔の人には、レンズが横長のメガネフレーム
- 面長の人には、レンズの上下の幅が大きいメガネフレーム
- 四角顔の人には、曲線的なメガネフレーム
こんな感じで、メガネフレームを選ぶと良いのですが、なかなか自分で見つけるのは大変だと思います。
それをAI技術によって瞬時に選んでくれるので、めっちゃ助かるサービスです。
もし、お店でメガネを買おうとしている人も、事前にバーチャルショップで購入するメガネフレームのイメージを掴んでおくことで、フレーム選びの時間を短縮できるのでオススメです。
JINSオンラインショップが気になる方はこちらの記事『【購入レビュー】メガネを通販で買うなら『JINS』がおすすめな5つの理由|元眼鏡屋店員が徹底解説』を参考にしてください。
メガネフレームのサイズを確認すること

メガネのサイズ感を意識するときは、目の中心がレンズの中心より少し内側にあること。
そこで重要になるのが、『フレームPD』です。
フレームPDとは『右のレンズの中心から左のレンズの中心までの距離』のことを言います。
自分の瞳孔間距離(PD)よりもフレームPDが少し大きいもの(2〜3mm程度)を選ぶと良いです。
フレームPDの調べ方は、フレームの内側のツルに『48□20』のような感じで書かれています。
□を挟んだ両側の数字を足したものがフレームPDなので、『48□20』なら48+20=68mm
例えば、瞳孔間距離(PD)が65mmなら、フレームPDは65〜68mmがおすすめです。
オプションレンズでフレームを選ぶ
サングラスとして、メガネを作るならレンズが大きいフレーム
もし、メガネフレームでサングラスのような濃い色のレンズを入れる場合には、レンズが大きいのものがオススメです。
小さいレンズを選んでしまうと、顔とレンズの隙間から光が入り、眩しく感じることがあります。

偏光レンズでメガネを作るなら、メタルフレームやセルフレーム
偏光レンズは、反射光などの余分な光を取り除いて、必要な光だけ目に届けてくれるレンズです。
偏光の仕組みははレンズの間に偏光フィルムを挟むことで、眩しさを防いでいます。
その特性上、縁無しやナイロールフレームだと作ることができません。

最近、縁無しやナイロールフレームに対応している偏光レンズが販売されています。しかし、対応可能かどうかオンラインショップ上では見極めが難しいです。
偏光レンズで縁無しやナイロールフレームを希望の場合、店頭で店員さんに確認することをおすすめします。
メガネ通販サイトの選び方

お値打ちな価格・価格帯が分かりやすい
レンズの屈折率(薄型から極薄型)によって追加料金が発生するお店があります。
『自分の度数が薄型、超薄型、極薄型のどれを選べばいいか分からないよー』という人は下記のオンラインショップをおすすめします。
- JINS(ジンズ)
- OWNDAYS(オンデーズ)
- 眼鏡市場
こちらのお店なら最も薄い極薄型レンズを選んでも追加料金が発生することはありません。
なので度数に合わせて、お店側が最適なレンズの種類を選んでくれるので、安心してメガネを買うことができます。
僕は度数は強くないけど、一番薄いタイプのレンズがいいな。
少しでも軽くなる方が嬉しいしね!
一番薄いレンズ=極薄型レンズを選んしまうと、レンズが欠けやすくなったり、見え方の鮮明度が下がってしまいます。
しかも、度数の弱い方だと、厚みが0.1mm違うかどうかって感じなので、一番薄いレンズが『一番アナタに合っているレンズ』とはならないです。
決して、眼鏡市場,JINS,OWNDAYSが『一律価格なのに極薄型レンズでメガネを作らないのは利益を増やすため』という理由ではなく、『度数に合った適切なメガネレンズを選択している』ので安心してください。
バーチャル試着ができるオンラインショップ

バーチャル試着ができるオンラインショップはこちら。
- JINS(ジンズ)
- Zoff(ゾフ)
- OWNDAYS(オンデーズ)
その中で特にお勧めしたいのは『JINS』と『Zoff』です。
JINSとZoffのバーチャル試着は、目と目の距離(瞳孔間距離)を入力することで、顔の大きさに合わせて、メガネの大きさを自動で修正してくれます。
顔とメガネの大きさのバランスを確認することができます。
オンデーズや眼鏡市場のバーチャル試着を体験してみたところ、メガネの大きさの自動修正機能の精度がイマイチでした。
画面で見た時は良かったのに、実際に掛けてみたら、メガネフレームが小さかった。なんてことが起こるかもしれません。
このような理由から、バーチャル試着が優秀な『JINS』と『Zoff』をおすすめします。
自宅から行ける範囲に店舗があるオンラインショップ
メガネを受け取った後に実際に使用してみると、見え方に違和感が生じたり、メガネのかけ具合調整が必要な場合が出てきます。
なので、最寄りの店舗まで車で行くのに数時間かかってしまうお店のオンラインショップで買うことはあまりおすすめできません。
もし自宅から近くにオンラインショップの実店舗があれば、すぐに対応してもらうことができます。
購入後のサポートの受けやすさを重視して、自宅から行ける範囲に店舗があるオンラインショップを選んでください。
まとめ
本記事では、「メガネ通販で失敗しない!元眼鏡屋店員がおすすめサイト5選徹底解説」について解説しました。
- とにかく安くメガネを購入するなら「レンズダイレクト」
- おしゃれなメガネで高品質なレンズの「JINS(ジンズ)」
- ブルーライトカットが追加料金0円で選べる「Zoff(ゾフ)」
- 2本同時購入割引がある「OWNDAYS(オンデーズ)」
- 購入前に自宅で実際に試せる「Oh My Glasses(オーマイグラス)」
メガネを通販サイトで購入するのは、最初は難しく感じるかもしれませんが、上記を参考にすると通販サイト選びの失敗がなくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。