メガネ

子供用メガネを買うならオススメはどこ?保証内容を徹底比較【JINS,Zoff,眼鏡市場,ミキ】

記事内のリンクには広告が含まれる場合があります

メガネ経験の浅い子供たちは、「メガネを壊してしまう可能性」や「度数が進行する可能性」がとても高くなります。

そこで大事になってくるのが『メガネの保証』です。保証内容や保証期間って眼鏡店によって大きく異なります

今回の記事では大手眼鏡店【JINS,Zoff,眼鏡市場,パリミキ】のキッズ・ジュニア用メガネの保証について紹介していきます。

元眼鏡屋店員の視点から、お子様に合った保証制度を選択できるような手助けができれば嬉しく思います。

メガネの保証について

メガネの保証は大きく3つに分けることができます。

見え方保証

見え方保証とは、新しく作成したメガネが見えづらかったり、慣れにくい際にレンズの度数を変更することができる保証です。眼鏡屋や眼科でメガネの度数を合わせた時には問題がなくても、長時間メガネを掛けることによって違和感や見えづらさが出てくることはよくあります。

品質保証

品質保証とは、正常な使用範囲内において、品質の異常が発生した場合、無償で交換対応できる保証です。過失によるメガネの故障は対象外になります。

破損保証

破損保証とは、メガネを不注意で壊してしまった際に無償あるいは一部を負担することによって、新しいメガネに交換することができる保証です。

各眼鏡店について

JINS

JINSの店内の様子の画像

JINSとは?

2001年4月福岡にて第1号店がオープン

国内428店舗(2021年2月時点)

アメリカ,中国などの海外217店舗(2020年12月時点)

一式価格5,500円〜(撥水・反射防止コート・紫外線カット付き、超薄型レンズでも追加料金0円)

保証について

JINSの保証内容
  • 見え方保証・・・見えづらい時や慣れにくい場合に度数の交換を行う
  • 品質保証・・・正常な使用において製品不良が発生した時に交換

※お渡し日から6ヶ月以内で合わせて2回まで交換が可能となっています。

JINSには破損保証がないので、メガネが壊れた際にお金がかかってしまいます。

Zoff

ゾフの店内の様子の画像

Zoffとは?

2001年2月下北沢にて第1号店がオープン

国内236店舗(2019年12月時点)

中国,シンガポールなどの海外48店舗(2019年12月時点)

一式価格5,500円〜(撥水・反射防止コート・紫外線カット付き)

保証について

Zoffの保証内容
  • 見え方保証(1年間)・・・見えづらい時や慣れにくい場合に度数の交換を行う
  • 品質保証(1年間)・・・正常な使用において製品不良が発生した時に交換

【Zoff U-15】レンズのサポート(無料)によって、通常の保証期間6ヶ月→1年に延長になっています

  • Zoffには破損保証がないので、JINS同様にメガネ破損時にお金がかかってしまう。
  • 追加料金0円のままだと、非球面レンズではなく球面レンズになるので、歪みを感じる可能性がある。
  • 超薄型レンズになると、追加料金がかかってしまう。

眼鏡市場

眼鏡市場の店内の様子の画像

眼鏡市場とは?

2006年10月から”眼鏡市場”スタート

店舗数:約1000店舗※2020年10月時点

一式価格13,200円〜(撥水・反射防止コート・紫外線カット付き、超薄型レンズでも追加料金0円)

保証について

眼鏡市場の保証内容
  • 見え方保証・・・見えづらい時や慣れにくい場合に度数を6ヶ月以内は何度でも無料6ヶ月〜1年以内は1回限り半額で交換
  • 品質保証・・・1年以内に正常な使用において製品不良が発生した時に交換
  • 破損保証・・・不注意でメガネを壊してしまった場合は3ヶ月以内は1回限り無料、3ヶ月〜1年以内は1回限り半額で交換

パリミキ

パリミキとは?

1930年に兵庫県姫路市で創業し、2020年10月に創業90周年

国内店舗:642店舗(2021年3月31日時点)

一式価格13,200円〜 (撥水・反射防止コート・紫外線カット付き)

保証について

パリミキの保証内容
  • 見え方保証・・・見えづらい時や慣れにくい場合に度数を1年以内は1回限り無料
  • 品質保証・・・1年以内に正常な使用において製品不良が発生した時に交換
  • 破損保証・・・不注意でメガネを壊してしまった場合は3ヶ月以内は1回限り無料、3ヶ月〜1年以内は1回限り半額で交換

眼科の指示で弱めの度数を作り、慣れてきたら度数をあげるということがあるので、1年以内に2回以上度数交換を行う場合があり、

見え方保証は1回のみなので、2回目の度数交換が有料になってしまう可能性があります。

保証のまとめ

こちらに大手眼鏡店4社のジュニア・キッズ用メガネの保証内容を表にしてみました。

店舗名一式価格品質保証
JINS5,500円〜◯(6ヶ月以内)
Zoff5,500円〜◯(1年以内)
眼鏡市場13,200円〜◯(1年以内)
パリミキ13,200円〜◯(1年以内)
店舗名見え方保証破損保証
JINS6ヶ月:無料×
Zoff1年:無料×
眼鏡市場6ヶ月:無料
1年:半額
3ヶ月:無料
1年:半額
パリミキ1年:無料3ヶ月:無料
1年:半額

見え方保証のポイント

先に結論ですが「見え方保証が2回以上ある眼鏡店」を選択しましょう。

購入当初に慣れなかったので度数交換を行い、半年後に度数が進行してレンズ交換した場合、見え方保証が1回限りだと有償になってしまうんです。

このように、確率は低いですが、1年(半年)で2回レンズ交換をする場合があるので、できれば”2回以上利用できる見え方保証”がおすすめになってきます。

メガネを壊してしまう可能性が高い場合

メガネを壊してしまう可能性が高い場合、JINSがおすすめです。

おすすめ理由・・・見え方保証は2回分あり、歪みの少ない非球面レンズが追加料金なしで選択でき、1式5,500円から作ることができるので、コストを抑えることができます。

破損保証はありませんが、5,500円で再度作り直すこともできるので、おすすめです。

ブルーライトカット付きレンズ(PCレンズ)が希望の場合

PCレンズを希望する場合はZoffがおすすめです。

Zoffは標準のレンズが球面レンズになりますが、+5,500円すると非球面レンズに変更できます。さらに希望があれば無料でPCレンズを選択することもできます。

Zoffは破損保証はありませんが、見え方保証が15歳以下であれば6ヶ月→1年に延長されるのでおすすめです。

最後に

今回の記事ではジュニア用メガネの保証について説明しました。

子供たちは、メガネを壊しやすくなったり、視力は学生の時期にとても変わりやすくなります。

レンズやフレームの交換を頻繁にしていたら、どうしてもコストがかかってしまいます

そこで、重要になってくるのが保証です。

保証を上手に利用することで、5,000円〜10,000円近く節約することもできるので、

ぜひメガネを作った際ににはしっかりと保証内容を確認してみてください!