メガネを掛け外ししていると次第にネジが緩んできてしまいますよね。
メガネのネジが緩んでいることに気づいても、なかなかメガネ屋に行くのは面倒くさい……。
そして、ある日突然ネジが取れてしまう。っていうのがよくあるケースです。
- メガネのネジを落としたけど見つからない
- ネジは見つかったのに、しっかり締めてもツルがグラグラする
- ネジ締めの料金っていくらぐらい?
- 他のメガネ屋でも修理の対応はしてもらえる?
このような疑問や悩みを持っている方に向けて書きました。
本記事では、メガネのネジのメンテナンス方法やネジ締めを眼鏡屋で頼んだ料金について元眼鏡屋店員が解説していくので、ぜひご覧ください。
メガネのネジの緩みのサイン
メガネのレンズを下に向けて、テンプル(つる)を持ち上げて下さい。
- そのままツルが動かずに固定されていれば、ネジの緩みはありません。
- 自然にパタンと倒れてくる場合はネジが緩んでいるので、ネジの締め直しが必要です。
メガネのネジが緩んでいるサインを見つけたら
もしメガネのネジの緩みに気づいた時には早めに眼鏡屋に行き、ネジ締めをお願いして下さい。
ご自身で行うと、ドライバーの先端でメガネやレンズを傷つけてしまうことがあるので、できれば店員さんにお願いしましょう。
メガネのネジ交換の修理代は無料のお店が多い
眼鏡市場やJINSなどの全国チェーン店では無料でネジ締めやネジ交換をおこなってくれます。
個人で営業している眼鏡屋では修理代金が発生するかもしれませんが、
メガネを購入した店舗であれば、無料でネジ締めやネジ交換を行ってくれることが多いです。
他店で購入したメガネもネジ交換をしてくれるの?と気になる方もいますよね。
眼鏡市場では、眼鏡市場以外で購入したメガネのネジ交換も無料でおこなっているので、
引越しなどで、購入したお店が遠くなってしまった人などは眼鏡市場でお願いしてください。
自分でメガネのネジ締めを行う場合
無料でネジ締めのメンテナンスができるとはいえ「メガネ屋に行く時間がない」「自宅でネジ締めをしたい」という方もいますよね。
もしご自身でメガネのネジ締めを行うならメガネ用ドライバーが必要です。
メガネのネジは非常に小さいので普通のドライバーを使用するとネジ穴が潰れてしまいます。
なので、より細かな作業に適した精密ドライバーを使用してください。おすすめの商品はこちらです。
【ダイソー】精密ドライバー 6本組
こちらの商品はダイソーで販売しています。
陳列場所はメガネコーナーではなく、工具コーナーに他のドライバーと一緒に並んでいます。使用感として、持つところが少し細いですが、ネジを締めることが出来ました。
ネジを締める時の注意点
ネジを締める時の注意点は2つです。
- レンズにドライバーの先端が当たらないように、レンズを手で覆うこと。
- 空回りしてしまうとネジ穴が潰れてしまうので、無理に力を加えないこと。
ネジを締めてもツルがグラグラするのはネジ以外が原因
ネジをしっかり締めたのにもかかわらずグラグラすることがあります。
- ワッシャー(座金)の摩耗
- ワッシャー(座金)の紛失
ツルの輪の金属部分が切れてしまう「輪切れ」になると、ご自身で直すことができずに溶接での修理もしくはフレーム交換となります。
輪切れを起こしていない場合、グラグラする原因はワッシャー(座金)の摩耗か紛失のどちらかです。
ワッシャー(座金)とはメガネの前面とツルを留める部分に使われているリング状の部品です。
メガネの開閉によるメガネ本体の金属のすり減りが起こらないようにする役割があります。
このワッシャー(座金)がすり減ったり無くなってしまうと、隙間ができてしまいネジをどれだけ締めても、ツルがパタンと倒れてしまいます。
ワッシャーは消耗品であり、ネジ同様に無料で交換してくれる眼鏡屋が多いです。
メガネの使用状況によりますが、だいたい1〜2年ぐらいでワッシャーの交換時期となります。
まとめ
今回の記事ではメガネのネジが取れてしまった時の対処について紹介しました。
ネジやワッシャー(消耗品)の交換はサービスで行っているところが多いので、無理してホームセンターでネジを買ったりせずに、眼鏡屋でお願いして下さい。
メガネユーザーで自宅にメガネドライバーがない方は、万が一の時のためにダイソーに行かれた際は【メガネドライバー】の購入を検討してみて下さい。