遠近両用眼鏡を買うならどこがいい？元眼鏡屋店員がおすすめのメガネ屋を徹底解説

• 最近、夕方になってくると小さな文字が見づらく感じる
• スマホを見る時も、少し離さないと文字がハッキリしない

「遠近両用眼鏡」を使ってみようと考えているけれど、どこで買ったらいいのか分からず悩んでいませんか？

本記事ではプロ目線で遠近両用眼鏡の料金やレンズの種類をお店別で比較しながら紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

遠近両用メガネを選ぶときのポイントは3つ。

1. 遠近両用眼鏡の料金
2. 遠近両用眼鏡のレンズ性能
3. 保証内容

これらを重視しながら解説していきます。

【店舗別】遠近両用眼鏡の一式価格・レンズ性能表

	メガネ一式価格	レンズの厚み	レンズの性能	保証内容
眼鏡市場	¥13,200〜	1.60，1.67，1.74 （薄型〜極薄型）	両面設計累進	見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る
Zoff	¥13,200〜	1.60(薄型) 超・極薄型は追加料金	内面累進	見え方保証 品質保証	詳細を見る
JINS	¥12,100〜	1.60(薄型) 超・極薄型は追加料金	内面累進	見え方保証 品質保証	詳細を見る
OWNDAYS	¥7,000〜	1.60，1.67 （薄型〜超薄型）	内面累進 両面設計なら追加料金要	返品保証 見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る
パリミキ	¥13,200〜	1.60，1.67 （薄型〜超薄型） 極薄型なら追加料金要	外面設計 両面設計なら追加料金要	見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る
愛眼	¥13,200〜	1.60（薄型） 超・極薄型は追加料金	ー	見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る
和真	¥16,500〜	1.60（薄型） 超・極薄型は追加料金	ー	見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る

遠近両用眼鏡の選び方

遠近両用眼鏡とは？

遠近両用眼鏡のレンズとは、遠くと近く用の度数が一枚のレンズに入っているレンズの種類です。

遠くを見るときには「レンズの上の部分」、近くを見ると気には「レンズの下の部分」を見て、遠くから近くまでハッキリ見ることができます。

一方で、一枚のレンズに違うレンズの度数が入っているので、視野が狭くなるというデメリットも存在します。

遠近両用メガネのレンズ性能によってメガネの快適性が決まる

遠近両用メガネの視野の狭さは、レンズの種類によって大きく変わってきます。

一般的に『外面設計＜内面設計＜両面設計』の順に価格が上がっていきます。

	両面設計	内面設計	外面設計
視野の広さ	広い	普通	狭い
違和感	感じにくい	普通	感じやすい
一般的な価格	高い	普通	安い

初めて遠近両用メガネの購入を検討している方は、遠近両用メガネの違和感を感じづらい『内面設計・両面設計』から選ぶと良いでしょう。

遠近両用メガネのデメリットや後悔しない選び方について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

遠近両用眼鏡を購入するときに重要な『見え方保証』

遠近両用眼鏡は、遠く専用・近く専用と比べると、歪みや視野の狭さから慣れづらい方もいます。

購入前に試した時は良くても、実生活で使ってみると違和感が出ることもあります。

そこで重要になってくるのが、『見え方保証』です。

もし、実際に遠近両用眼鏡を使ってみて違和感が出れば、慣れやすい度数の遠近両用眼鏡に無償で変更することができます。

それぞれのお店によって保証期間や保証回数が異なっているので、購入時には注目しましょう。

遠近両用眼鏡を購入できるメガネ屋7選

遠近両用メガネの両面設計レンズが選べる『眼鏡市場』

「眼鏡市場」は、2020年10月時点で国内店舗数1000店舗・全国47都道府県に展開。年齢層が幅広く特に40代以上から支持されています。

眼鏡市場では、遠近両用眼鏡を¥13,200から購入することができます。

レンズの厚み(屈折率)	薄型〜極薄型(1.60〜１.74)
レンズの性能	内面設計・両面設計から選ぶことができる

眼鏡市場の遠近両用レンズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

『Zoff(ゾフ)』

2001年2月にZoff(ゾフ)下北沢店が誕生し、現在では国内に276店舗、中国25店舗、シンガポール6店舗、香港12店舗展開しています（2022年2月時点）

Zoffでは、フレームとレンズの基本セット価格が6,600円（税込）からとなっています。これに、遠近両用レンズ（累進レンズ）を選ぶ場合は、レンズの種類に応じて追加料金がかかります。

レンズの種類	屈折率	追加料金（税込）
薄型 内面累進レンズ	1.60	＋6,600円
超薄型 内面累進レンズ	1.67	＋11,000円
極薄型 内面累進レンズ	1.74	＋15,400円

たとえば、基本セット（6,600円）のフレームを選んで、屈折率1.67の超薄型遠近両用レンズにした場合は、
**6,600円 ＋ 11,000円 ＝ 合計 17,600円（税込）**となります。

流行りのおしゃれなフレームで遠近両用眼鏡が作れる『JINS(ジンズ）』

2021年2月時点で国内428店舗の大手メガネチェーン店。Zoffと同様にトレンド感のあるメガネフレームを数多く取り扱っていて、若者を中心に人気のショップです。

JINSでは、フレームとレンズの基本セット料金が6,600円（税込）からとなっています。遠近両用メガネを作る場合は、レンズの屈折率（＝レンズの薄さ・軽さ）によって追加料金が異なります。

遠近両用レンズの追加料金一覧

レンズの種類	屈折率	追加料金（税込）
薄型レンズ	1.60	＋5,500円
超薄型	1.67	＋8,800円
超薄型	1.76	＋27,500円

たとえば、セット価格6,600円のフレームに屈折率1.67のレンズを組み合わせた場合、
**6,600円 ＋ 8,800円 ＝ 合計 15,400円（税込）**となります。

JINSで購入できるオシャレなメガネを知りたい方はこちらの記事をおすすめします。

保証内容の充実した遠近両用眼鏡が欲しいなら『OWNDAYS(オンデーズ)』

オンデーズでは、遠近両用メガネがフレームとレンズのセット料金で7,000円（税込）から購入することができます。

この価格には、内面累進タイプの薄型（屈折率1.60）および超薄型（屈折率1.67）レンズが含まれており、大手メガネチェーンの中では最安水準です。

レンズの種類	屈折率	価格（税込）
内面累進レンズ（薄型・超薄型）	1.60 / 1.67	セット料金に含まれる（7,000円〜）
両面制御型 内面累進レンズ	1.60 / 1.67	＋6,000円で選択可能

老舗のメガネ屋で安心して遠近両用眼鏡を購入するなら『パリミキ』

続いて紹介する「パリミキ」は1930年代に創業された歴史あるメガネ屋です。

「メガネの三城」としてご存知かもしれませんが、2022年4月1日から「パリミキ」に屋号が変わりました。

パリミキでは遠近両用眼鏡を¥13,200から購入することができます。

また、パリミキでは、内面設計や両面設計など、豊富な種類の遠近両用レンズを取り揃えています。

そのため、多くの選択肢の中から自分に合ったレンズを選びたい方におすすめです。

レンズの厚み(屈折率)	薄型〜超薄型(1.60〜１.67)
レンズの性能	外面設計

遠近両用眼鏡の超薄型レンズを選んでも¥13,200〜購入できる『愛眼』

「メガネの愛眼」は大阪府大阪市に本社を持つメガネチェーン店です。

北海道から九州まで全国に200店舗以上展開しています。

メガネの愛眼では、遠近両用眼鏡を¥13,200から購入することができます。

レンズの厚み(屈折率)

薄型(1.60)

このほかにも様々なレンズを取り扱っているので、よりハイスペックなレンズを試すことができます。

視力測定・フィッティング技術を重視するなら『和真眼鏡』

「和真眼鏡」は北海道から沖縄まで全国に店舗を展開しています。

和真眼鏡は、遠近両用眼鏡を¥16,500円から購入することができます。

パリミキや愛眼と同様に、幅広い種類の遠近両用レンズの中から、自分に合ったものを選びたい方におすすめです。

レンズの厚み(屈折率)

薄型(1.60)

まとめ

本記事では、「遠近両用眼鏡を買うならどこがいい？後悔しない選び方を元眼鏡屋店員が徹底解説」について書きました。

	メガネ一式価格	レンズの厚み	レンズの性能	保証内容
眼鏡市場	¥13,200〜	1.60，1.67，1.74 （薄型〜極薄型）	両面設計累進	見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る
Zoff	¥13,200〜	1.60(薄型) 超・極薄型は追加料金	内面累進	見え方保証 品質保証	詳細を見る
JINS	¥12,100〜	1.60(薄型) 超・極薄型は追加料金	内面累進	見え方保証 品質保証	詳細を見る
OWNDAYS	¥7,000〜	1.60，1.67 （薄型〜超薄型）	内面累進 両面設計なら追加料金要	返品保証 見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る
パリミキ	¥13,200〜	1.60，1.67 （薄型〜超薄型） 極薄型なら追加料金要	外面設計 両面設計なら追加料金要	見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る
愛眼	¥13,200〜	1.60（薄型） 超・極薄型は追加料金	内面累進 両面設計累進なら追加料金要	見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る
和真	¥16,500〜	1.60（薄型） 超・極薄型は追加料金	ー	見え方保証 品質保証 破損保証	詳細を見る

遠近両用眼鏡を購入するときのお店の選び方は、

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。