釣りや車の運転で、眩しさを防ぎたいなら「偏光サングラス」がオススメです。
偏光レンズは、水面や路面の反射を取り除く効果を持っています。
ですが、普段メガネを掛けている人は市販の偏光サングラスを使うことはできません。
そこで、今回は度付き偏光サングラスを大手メガネチェーン店【JINS、Zoff、オンデーズ、眼鏡市場】の取り扱いレンズや料金について書きました。
眼鏡店 | JINS | Zoff | オンデーズ | 眼鏡市場 |
レンズ設計 | 球面レンズ | 球面レンズ | 球面レンズ | 球面レンズ |
紫外線カット | 有り | 有り | 有り | 有り |
レンズカラー | 2種類 | 6種類 | 2種類 | 8種類 |
レンズ屈折率 | 1.50 | 1.50/1.60 | 1.60 | 1.50/1.60/1.67 |
一式価格(偏光レンズ付き) メガネフレーム+レンズ | 11,000円〜 | 11,000円〜(屈折率1.50) 16,500円〜(屈折率1.60) | 17,600円〜 | 16,500円〜 |
レンズ交換(偏光レンズ) 2枚1組 | 11,000円〜 | 11,000円〜(屈折率1.50) 16,500円〜(屈折率1.60) | 18,700円 | 15,180円 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
度付きサングラスってそもそもどんな種類があるのか気になる方は、「【サングラス初心者さん向け】元眼鏡屋店員がオススメ!!度付きサングラスの購入方法」という記事を参考にして下さい。
https://megane-online.com/prescription-sunglasses2/メガネの上から掛けるオーバーグラスについては、こちらの記事「元眼鏡屋店員が教えるオーバーグラスの選び方【おすすめモデル紹介】」を参考にして下さい。
偏光レンズとは
偏光レンズとは雑光と呼ばれる余分な光を取り除いて、必要な光だけを届けることができるレンズです。
普通のサングラス(カラーレンズ)では全体的に明るさを落として眩しさを抑えるのですが、偏光レンズは全体的に明るさを落としつつ、見えやすさの邪魔になる光をカットしてくれます。
通常のサングラスよりもクッキリと視界を確保することができるので、一度偏光レンズを使ってしまうと手放せないアイテムです。
偏光レンズの仕組み
偏光レンズは、レンズとレンズの間に偏光膜と呼ばれるフィルターを挟んでいます。
その偏光膜によって、余分な光を取り除くことができます。
偏光レンズのメリット
偏光サングラスを使った主な用途のメリットについて
- 水面の反射・ギラつきがなくなり水の中が見やすくなる
- 運転中のフロントガラスの反射、路面のラインの反射がなくなる
- ゴルフ中のボールの行方が確認しやすくなる
偏光レンズのデメリット
- メガネフレームの制約
- 偏光レンズ使用による液晶画面のチラつき
- 偏光膜のフィルターは水分が苦手
偏光膜を使用する偏光レンズは、メガネフレームの制約があり縁無しやナイロンで吊るすメガネフレームでは作ることができません。レンズ全体が覆われているメタルフレーム・プラスチックフレームで作成します。
偏光レンズを通して、スマホやカーナビなどの液晶画面を見ると、ちらつきが気になることがあります。
また、偏光膜は水分が苦手なため、水分がフィルター内に侵入する可能性がある超音波洗浄機を使用することができません。
偏光サングラスはこんな人におすすめ
主な偏光レンズのおすすめ用途は以下の3つです。
- ゴルフ用サングラス
- 釣り用サングラス
- ドライブ用サングラス
上記のような用途で検討しているなら、偏光レンズは非常にオススメです。
各眼鏡屋の度付き偏光レンズについて
それでは、大手メガネチェーン店の偏光レンズについて解説していきます。
眼鏡店 | JINS | Zoff | オンデーズ | 眼鏡市場 |
レンズ設計 | 球面レンズ | 球面レンズ | 球面レンズ | 球面レンズ |
紫外線カット | 有り | 有り | 有り | 有り |
レンズカラー | 2種類 | 6種類 | 2種類 | 8種類 |
レンズ屈折率 | 1.50 | 1.50/1.60 | 1.60 | 1.50/1.60/1.67 |
一式価格(偏光レンズ付き) メガネフレーム+レンズ | 11,000円〜 | 11,000円〜(屈折率1.50) 16,500円〜(屈折率1.60) | 17,600円〜 | 16,500円〜 |
レンズ交換(偏光レンズ) 2枚1組 | 11,000円〜 | 11,000円〜(屈折率1.50) 16,500円〜(屈折率1.60) | 18,700円 | 15,180円 |
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JINS
- レンズの設計:球面レンズ
- 紫外線カット付き
- レンズカラー2色:グレー(可視光線透過率15%)、ブラウン(可視光線透過率14%)
- レンズ屈折率:1.50
- 一式価格(偏光レンズ付き):11,000円〜
- 2枚1組レンズ交換:11,000円
JINSの特徴は、トレンド感のあるおしゃれなメガネフレームが多くラインナップされているので、ストリートでカジュアルに偏光サングラスを掛けたい方にオススメです。
ボストン型やラウンド型の流行りのメガネフレームが数多くラインナップ
JINSにはオンラインショップがあるので、自宅にいながらメガネ・サングラスを購入することができます。実際に利用してみた感想をこちらの記事「【デメリットあり】JINSオンライショップで買ってみた感想」という記事で紹介しています。
Zoff
- レンズの設計:球面レンズ
- 紫外線カット付き
- レンズカラー6種類:グレー(可視光線透過率15%)、ブラウン(可視光線透過率15%)、グレー(可視光線透過率25%)、ブラウン(可視光線透過率25%)、ガンメタルグレー、グリーン
- レンズ屈折率:1.50/1.60
- 一式価格(偏光レンズ付き):11,000円〜(屈折率1.50) / 16,500円〜(屈折率1.60)
- 2枚1組レンズ交換:11,000円〜(屈折率1.50) / 16,500円〜(屈折率1.60)
Zoffの特徴は、JINS同様におしゃれなメガネフレームが多いです。違いとしては、少し色の薄いグレーやブラウン、グリーンのレンズカラーの取り扱いがあるので、レンズカラーにこだわりがある方にはZoffがオススメです。
オンデーズ
- レンズの設計:球面レンズ
- 紫外線カット付き
- レンズカラー2種類:グレー、ブラウン
- レンズ屈折率:1.60
- 一式価格(偏光レンズ付き):17,600円〜
- 2枚1組レンズ交換:18,700円
オンデーズは他社に比べると、一式価格・レンズ交換価格が高額ですが、保証サービスが充実しています。
- オンデーズの充実した保証内容
- ・購入後、1ヶ月以内なら「どんな理由に関わらず」返品・返金が可能。
・購入後2ヶ月以内なら、カラーレンズが合わない場合、無色透明に交換可能。
オンデーズの保証サービスは、他社にはない独自性があり、「偏光サングラスを買っても、使うか分からない」「どんな見え方をするのか心配」このような方にオススメです。
他社の保証サービスが気になる方は、各社の保証内容をまとめた記事「メガネの保証はどこがいい?各眼鏡店ごとの徹底比較【JINS,Zoff,OWNDAYS,眼鏡市場】」を参考にして下さい。
眼鏡市場
- レンズの設計:球面レンズ
- 紫外線カット付き
- レンズカラー8種類:ソフトグレー、ナチュラルグレー、マックスグレー、マックスグリーン、ロッソブラウン、ライムイエロー、スーパーコパー、マックスブラウン
- レンズ屈折率:1.50/1.60/1.67
- 一式価格(偏光レンズ付き):16,500円〜
- 2枚1組レンズ交換:15,180円
眼鏡市場の偏光レンズの特徴
・選べるレンズカラーが豊富なこと
・レンズ屈折率1.67(超薄型)を選ぶことができる
眼鏡市場は、他の大手メガネチェーン店にはない「超薄型レンズ」を選ぶことができるので、度数が強い方には最もオススメできます。
また、眼鏡市場の取り扱っているフレームの形は、オーソドックスなタイプも数多くラインナップされているので、50代・60代の方にオススメの眼鏡屋です。
まとめ
今回は「【大手メガネチェーン店】度付き偏光サングラス購入におすすめな眼鏡屋|元眼鏡屋店員が解説」について書きました。
眼鏡店 | JINS | Zoff | オンデーズ | 眼鏡市場 |
レンズ設計 | 球面レンズ | 球面レンズ | 球面レンズ | 球面レンズ |
紫外線カット | 有り | 有り | 有り | 有り |
レンズカラー | 2種類 | 6種類 | 2種類 | 8種類 |
レンズ屈折率 | 1.50 | 1.50/1.60 | 1.60 | 1.50/1.60/1.67 |
一式価格(偏光レンズ付き) メガネフレーム+レンズ | 11,000円〜 | 11,000円〜(屈折率1.50) 16,500円〜(屈折率1.60) | 17,600円〜 | 16,500円〜 |
レンズ交換(偏光レンズ) 2枚1組 | 11,000円〜 | 11,000円〜(屈折率1.50) 16,500円〜(屈折率1.60) | 18,700円 | 15,180円 |
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上記のようにお店選びをしてもらうと、失敗のない度付き偏光サングラスを購入することができます。
偏光レンズは一度慣れてしまうと「手放せないサングラス」なので、ぜひ試してみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました!